Ratings for シャドウバースのレーティングとRDについての解説
最終更新: 2020-02-13 13:16:04
シャドウバースのBO3アプリ「Ratings for シャドウバース」に導入されているグリコ2レーティングの解説記事です。レーティングの基本的な内容となります。
Ratings for シャドウバースについて解説
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「Ratings for シャドウバース」ではグリコ2レーティングが採用されています。ここではレーティングシステムを詳しく解説していきます。
レーティングとは?
プレイヤーの強さの指標
レーティングとは、そのプレイヤーの強さを数値化したものです。
上記の画像のような1681[RD: 274]であれば、「1681」がその人の強さの指標となります。基本的には対戦に勝利すれば数値が上がり、負ければ下がります。
レーティングの変化のルール
レーティングの増減値は、自身のレートの数値と相手のレートの数値が関係します。
基本的に自身よりレートが高い相手に勝った時のポイントの上昇が大きく、負けた時のポイントの下がり幅は小さくなります。
反対に、レートの低い相手に勝った場合はポイントの上昇は小さく、負けた時のポイントの下がり幅は大きくなります。
つまり、上位になるにつれて自分よりポイントが低い相手との対戦が増えるため、勝った時のポイントの上昇が少なくなり、負けた時のリスクが大きくなるので、レートを上げるのが難しくなっていきます。
RDとは?
RD=レートの数値の信頼性
RDとはレーティング偏差 (ratings deviation)のことを指します。
このRDはレーティングの数値の信頼性を表していて、この数値が低ければ低いほど信頼できる数値になります。
上記の画像の1勝0敗の状態であればRDは274と表記されていますが、RDは対戦を重ねることでRDが下がっていきます。
つまり、RDが低い程多くの対戦をこなしていることになり、プレイヤーのレーティングは正確に反映されていると言えます。
RDは一定時間対戦を行わないと、数字が少しずつ上がっていくようになっています。
これは時間経過によってプレイヤーの腕が上達したり、腕が落ちたりするため、レーティングの数値が不確かになっていくからです。
相手のレートが自分より低い場合の変化
自分のレートが1800[RD:130] の場合
相手のレート[RD] | 勝ち/負け |
---|---|
1700[RD:130] | 17/-21 |
1700[RD:230] | 16/-20 |
1600[RD:130] | 15/-23 |
1600[RD:230] | 14/-22 |
1500[RD:130] | 13/-25 |
1500[RD:230] | 12/-24 |
レートの数値は相手とのレート差が少なければ上がり幅が大きく、下げ幅が小さくなります。
それに加えて相手のRDが高ければ負けた時のポイントの減りが少し小さくなります。
なぜこのようになるのかというと、RDはレーティング偏差で、その人の数値の信頼性を表しています。相手のRD:230の人はこれから戦うことでレートが変化することが予想され、例えレートが低くともこれから上がるかもしれないと見られるためです。
逆にRD130の人は実力が確定されていると見られるため、230の時よりも負け幅が大きくなります。
次に自分のRDが165だった場合を見ていきます。
自分のレートが1800[RD:165] の時
相手のレート[RD] | 勝ち/負け |
---|---|
1700[RD:130] | 27/-33 |
1700[RD:230] | 25/-32 |
1600[RD:130] | 23/-37 |
1600[RD:230] | 23/-36 |
1500[RD:130] | 20/-40 |
1500[RD:230] | 20/-39 |
自分がRD[RD:130]の場合と比べれると増減の幅がより大きくなっています。こちらも相手のRDによって変化しますが、自分のRDの差より非常に小さいことがわかります。
相手のレートが自分より高い場合の変化
自分のレートが1800[RD:130]の場合
相手のレート[RD] | 勝ち/負け |
---|---|
1800[RD:130] | 19/-19 |
1800[RD:230] | 18/-18 |
1900[RD:130] | 21/-17 |
1900[RD:230] | 20/-16 |
2000[RD:130] | 23/-15 |
2000[RD:230] | 22/-14 |
同じレートでもRDが低い相手の方がより強いと見られるため、勝った時のポイントがやや増えます。
自分のレートが1800[RD:165]の場合
相手のレート[RD] | 勝ち/負け |
---|---|
1800[RD:130] | 30/-30 |
1800[RD:230] | 29/-29 |
1900[RD:130] | 33/-27 |
1900[RD:230] | 32/-26 |
2000[RD:130] | 37/-23 |
2000[RD:230] | 36/-23 |
自分のRDが165なので130の時と比べると変化する幅大きくなっています。
まとめ
- レーティングの数値=プレイヤーの強さを数値化したもの
- RD=レーティングの数値の信頼性(低い方が対戦回数が多い証拠)
- レート差によってポイントの増減が変わる
- 自分のRDでポイントの増減の幅が大きくなる
- RDが低く、レートの高い相手に勝つとポイントが大きく増える
- 相手のRDが大きいと負けても減るポイントが少し緩和される
- RDは対戦することで少しずつ減り、時間経過で増える
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