ランプドラゴンの最新デッキレシピと立ち回り

あるじ氏執筆デッキ

ダークネス・エボルヴの環境の初日マスターランク1位や数々の大会でも結果を残している実力派プレイヤーあるじ氏が執筆した記事です。

目次

• サンプルレシピ
• 候補カード
• 「ランプドラゴン」のデッキ概要
• 「ランプドラゴン」の動き方

種類	ランプドラゴン
評価	9.0
使いやすさ	B

サンプルデッキレシピ

デッキコード

▶デッキコードはこちら

コスト	フォロワー名	枚数
3	ドラゴンナイト・アイラ	3
3	プリズンドラゴン	2
4	ドラゴンウォーリア	2
5	ゴブリンマウントデーモン	3
6	ダークドラグーン・フォルテ	2
7	サハクィエル	3
8	ルシフェル	3
8	オーディン	2
10	バハムート	3
10	ジェネシスドラゴン	3
コスト	スペル名	枚数
1	ブレイジングブレス	2
2	竜の託宣	3
2	竜の伝令	3
2	サラマンダーブレス	3
5	竜の闘気	3

候補カード

カード名	説明
ユニコーンの踊り手・ユニコ	アグロ殺しのカードとして非常に優秀なカードです。 枠があれば絶対に積みたいカードでしたが、幅広く様々なデッキを見たかったので今回は積みませんでした。 また、仮に積んだとしても、PP加速が成功しなければ結局ドロシーの平均ムーブを超えられないというのも今回不採用にした理由です。
伊達政宗	最悪事故防止になる除去カードです。 バハムートの返しとして使え、かつアグロ相手に2ターン目の妥協ムーブに出来るため、器用ではあるのですが、枠が無かったので諦めました。
グリムリーパー	ウルズで守護を消されてしまいますが、7PP以降に登場できる強力な守護になります。 4コストというのは器用で、ゴブリンマウントデーモンやダークドラグーン・フォルテと同時に出せる守護として、死の舞踏対策やリーサル拒否しながらのフォルテ特攻など使い勝手は良いです。 早いターンで使っても強くないのが致命的なため、今回は不採用としました。
ウルズ	エンシェントエルフに対するピンポイントメタとして採用を検討出来ます。 他にもドラゴンウォーリア進化の再利用や、アイラのラストワード強制発動、10PPでのフォルテウルズ10点など器用な動きが多く出来ます。 ただし、単体で引いても強くないことが多く、ただでさえコンボ性の高いデッキの事故率を上げたくなかったので不採用としています。
灼熱の嵐	2ターン目竜の伝令の当たりカードを増やせます。 ドロシー展開に対して、ドロシー本体こそ残ってしまいますが、ゲイザーも巻き込んで除去できる点は優秀だと言えます。 また、バハムートの返しに小型を展開された場合、小型を一掃する手段にもなります。 少し使いにくい4枚目以降のサラマンダーブレスとして採用検討範囲には入ってくると思います。
ネプチューン	進化で2体破壊しながら守護で守れるカード。PP加速が上手く行ってればかなり強いと言えます。 進化はドラゴンウォーリアと仕事が近く、進化がなくてもそこそこ強い点は評価できるのですが、PP加速があまり芳しくない時に最低限のゲームをさせてくれるドラゴンウォーリアと比べると安定性が低かったため不採用としました。
インペリアルドラグーン	最後の詰めを狙う際に相手の守護を無視したり、最悪どうにもならない状況で相手の盤面を壊滅させ、トップ祈願するゲームに出来るカードです。 このデッキにおいてはダークドラグーン・フォルテと仕事が似ているのですが、フォルテは中盤から無理矢理勝ち筋を作れることがある一方で、インペリアルドラグーンは終盤まで仕事が出来ないため、今回は不採用としています。

デッキ概要

全力でPP加速に寄せて構築したランプドラゴンです。軽量カードをあまり積んでいないため、PP加速に成功しさえすれば毎ターン強いムーブを出来る可能性が高いです。

今回、もしファミ通CUPに出られたらどんな構成で出ていたかということで、キュアビショップとこのランプドラゴンを考えていました。

ウィッチ・エルフを殺す構成だけを考えるのであればドラゴンより優れたリーダーの組み合わせはあり得ますし、ドラゴンの構成ももう少しアグロ対策に寄せられるのですが、ここ最近の陽光ビショップの伸びなど、ビショップが強いことへの理解が進みつつあると判断し、ファミ通CUPで勝ち切るためにはビショップを倒すことも重要だと考えたため、こちらを採用しました。

実際にはウィッチ・エルフが当初の予想を遥かに上回る水準で蔓延していたようですので、よりアグロ・エルフ対策に寄せた構築が正解だった気がします。

竜の闘気や竜の伝令のおかげで他のリーダーよりもサハクィエル+ルシフェルのコンボがやや決まりやすい構築になっている他、PP加速があるため早いターンでサハクィエル+ルシフェルのコンボを決めることが出来ます。サラマンダーブレスかサハクィエル系のコンボを決められれば対アグロで優位にゲームメイク可能です。

基本的に序盤にPP加速をしないとゲームが始まらないデッキなので、竜の託宣とドラゴンナイト・アイラだけでは不足ということで竜の伝令もガン積みしています。

また、OTKエルフ対策としてプリズンドラゴンも採用しています。ゴブリンマウントデーモンかプリズンドラゴンを上手く扱わないとOTKエルフに対してはかなり酷い不利が付くので注意が必要です。

デッキの長所

ビショップを始めとしたコントロールデッキに対して大きな有利を付けることがます。

バハムートか、進化権がある状態でルシフェルを1ターン残してしまえば、ジェネシスドラゴンかフォルテ進化でのリーサル圏内に持っていくことが出来るというのが大きいです。

コントロールデッキに対して強力でありながらドロシーウィッチに対しても不利が付かないところが優秀です。

デッキの短所

所詮はコントロールデッキなので超越ウィッチに対しては不利です。

また、アグロデッキ対策系のデッキでありながら回復手段がやや遅いカードしかないため、アグロヴァンパイアなどの超高速デッキ相手は有利と言えるかかなり怪しいです。

マリガンの基本方針

竜の伝令、竜の託宣、ドラゴンナイト・アイラ以外基本的にフルマリガンします。

竜の託宣かアイラを引けている場合、ブレイジングブレスやサラマンダーブレス、竜の闘気などを中心に序盤のゲーム展開を想像しながらキープします。

狙いたい動き

序盤

PP加速することを中心に考えます。

ただし、特に後攻の場合、PP加速だけを考えて動くと強い動きをするまえに削り切られるリスクがあるため、サラマンダーブレスやプリズンドラゴン、ブレイジングブレスなどを使って打点をカットできるところはきっちりカットしていきます。

中盤

サラマンダーブレスやサハクィエル+ルシフェルのコンボなどで盤面優位を目指します。このフェーズが上手くいけば対アグロはほぼ勝ちです。

エルフ相手は相手の最大リーサル打点を計算しつつ、即死圏内ならゴブリンマウントデーモンやプリズンドラゴンを優先します。ゴブリンマウントデーモンは死の舞踏以外の方法で破壊されにくく、生き残れば翌ターンルシフェル登場からリーサル圏に相手を追い込めることも少なくないです。

時折、どうしようもなくてフォルテを除去ない前提で進化攻撃させ、無理矢理リーサルを目指すこともあります。

終盤

バハムートや、ルシフェル進化アタック→ジェネシスドラゴンでどこからでもリーサルを狙えます。

相手の除去をかいくぐってリーサルを狙える筋を見つけて毎ターン王手をかけて行きましょう。

フォルテはどちらかというとこのフェーズで足りない打点を補うカードとして有用です。

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