アブソリュート・モデストの評価と影響の予想
アブソリュート・モデストの評価と影響の予想
カードの詳細
進化前 | 進化後 |
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ローテ評価 | S |
---|---|
アンリミ評価 | B+ |
レアリティ | レジェンド |
クラス | ネメシス |
タイプ | - |
ステータス | 4コスト3/4(5/6) |
【進化前】 | 【アクセラレート】1;相手のフォロワー1体に「自分のデッキのアーティファクト・カードの枚数」と同じダメージ。 ---------- 【ファンファーレ】【エンハンス】7;「このフォロワーはEPを消費せず進化できる」を持つ。自分の手札のアーティファクト・カードすべてのコストを-1する。(1ターンに1体しか進化できない制限はある) |
【進化後】 | 【進化時】このバトル中、自分のリーダーは「自分のターン終了時、相手の場にフォロワーがいるならランダムな相手のフォロワー1体に、いないなら相手のリーダーに「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの名前の種類」と同じダメージ」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。 |
カードの特徴
シャドバ三段活用
アクセラレートで1コストとして、素出しで4コストとして、エンハンスで7コストとして使えるスーパーカードです。
これはその1点だけを以てしてもレジェンドレアだと言わざるを得ません。
まず1コストなのですが、これは単体除去の効果になります。
参照するダメージ量が「自分のデッキのアーティファクト・カードの枚数」なので、オートメーション直後なら4点保証です。
やや効力が不安定ですが、1コスト除去として許されるレベルを大きく超えたダメージを期待しやすい効果と言えそうです。
4コストで素出しした場合、進化時効果持ちのフォロワーになります。
進化時、自ターン終了時にランダムな相手フォロワー1体かそれがいなければ相手リーダーに打点を飛ばせる効果となっており、こちらが参照するのは「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの名前の種類」となっています。
アナライズ、エンシェントの2種は比較的簡単に要件を満たせそうですが、これに加えて他の種類も追加するかどうかを展開次第で考えられるのは強そうです。
これだけ強力な効果を持っていても進化後スタッツは5/6というのも頼もしいです。
さらにエンハンスも強力で、7コストで場に出すと自分の手札のアーティファクトカードのコストを全て-1することが可能です。
加えて自身にEPを消費せずに進化を切れるため、その場で盤面干渉できますし、進化時効果のおかげで多面処理ないし相手リーダーへの打点も期待できます。
3種類の効果が使えるという珍しさだけでも面白いカードですが、何故かその全てが通常そのコストでできることよりも強いため、意味不明なレベルのパワーカードに仕上がっています。
カード考察
AFネメシス天下取ったでしょ、これ
カードパワーが高過ぎて他とシナジーが無くてもデッキを考えてしまうレベルのカードですが、何故か既存デッキとも相性が良いです。
浄化の輝き・ミュニエの方もかなりパワーが高いカードだったのでネメシスは今回のアディショナルで異常な程恵まれていると言えるでしょう。
ウィッチにもその半分で良いからカードを分けてあげて欲しかったです(ぁ
最もパワーを感じるのはメイシアとのシナジーでしょうか。
エンハンス7で場に出すと加速装置ないし機構の解放と合わせることでPPを回復できる形を作りやすくなるため、8ターン目でのメイシアリーサルをかなり行いやすくなります。
加えて、8ターン目のメイシアリーサル狙いだと破壊枚数が足りずに打点が不足することも頻発しますが、進化時のリーダー付与能力で相手リーダーへの打点を追加しやすくなるため、リーサル補助の役割も果たせます。
これだけ強力なのにアクセラレート1で強力な盤面干渉もできるため、アーティファクトをデッキに埋めるターンや取り出すターンの隙消しにも使えますし、何より被っても困らないというのが凶悪です。
間違いなくAFネメシスを頭一つ抜けた構築に引き上げてくれる1枚となるでしょう。
加えて、自身の進化時効果が強力過ぎるため、専用構築も構築選択肢として挙がってくるでしょう。
オートメーション4種に加えてトレースアーティファクト、プライムアーティファクト、攻撃型ゴーレム、防御型ゴーレムが破壊され得るアーティファクトかと思いますが、アナライズ、エンシェント、トレース、ゴーレム2種あたりまではそこまで構築を歪めずに破壊を狙えるでしょう。
後4で進化を切ってリーダー付与効果を有効活用しつつコンシードを狙うような構築も可能そうに見えます。
その手の構築を使う場合はラグナアウェイクあたりも有効活用できるかもしれません。
基本的には既存のメイシア型AFネメシスにこのカードを採用する形を本命と考えていますが、いずれにせよローテーションのTier1候補デッキ筆頭になると考えており、評価は当然Sとしています。
アンリミテッドでもAFネメシスに採用して一定の働きは期待できそうですが、アンリミテッドではAFを利用したPP回復手段は豊富なのでエンハンス7の魅力が薄いです。
ただ、1コスト除去としてローテーション以上に確実な仕事ができますし、安息の領域の中にも触れるなど一定の仕事は期待できる他、エンハンス7進化から超PP回復しつつ進化時効果でフィニッシャーにもなるということで十分通用するパワーにはなりそうです。
AFネメシスの枠が相当厳しい上、必ずしも必要なカードという程ではないためどの程度採用されるかは怪しさがありますが、アンリミテッドでも十分採用を検討できると考え、評価をB+としています。
今後の展望
最強クラスのAFテーマカード
AFをテーマにしてローテーションで戦うことを考えた場合、真っ先に採用を検討されるカードになるでしょう。
ただ、オートメーションがOOTのカードなので、次弾でローテ落ちすることもありますし、その次のローテ落ちではメイシアも落ちます。
このため、現在のAFネメシスの型が次弾以降どれだけ通用するかはやや疑問符があります。
むしろこのカードの進化時効果を利用したコンシードチックな構築の方がメジャーになってくるかもしれません。
ただ、流体使いがOOT、ティルがALTのカードなので、ゴーレム2種もオートメーション、メイシアのローテ落ちに合わせて落ちていく問題はあります。
このため、目立った追加がなければ近い将来ポンコツデッキになる可能性は十分にあり得る話でしょう。
カードパワーがかなり高いので今後もキーカードとなる可能性は低くないですが、プールに依存するカードだとは思いますので中長期で見た際にはそこまで使われなくなる可能性もあり得る範囲だとは思います。
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