穢れた聖杯の先行紹介カード評価

最終更新: 2017-04-07 19:48:19
シャドウバースの新パック「神々の騒嵐/TEMPEST OF THE GODS」に実装されるカード「穢れた聖杯」の先行評価です。カード考察や相性の良いデッキを掲載しています。
穢れた聖杯
カード名 | 評価 | レアリティ |
---|---|---|
穢れた聖杯 | B- | ゴールド |
クラス | タイプ | コスト |
ビショップ | アミュレット | 8 |
効果:【カウントダウン】3
【ファンファーレ】お互いのフォロワーすべてに2ダメージ。
【ラストワード】サタンズサーヴァント、沈黙の魔将、ディースの裁き、アスタロトの宣告の中から、ランダムに異なる3枚を手札に加える。
カード考察
8コストのカウントダウン3付きアミュレットということで、否が応にも封じられし熾天使と比較をしたくなってしまうカードです。
このカードは封じられし熾天使と異なり、ラストワードが発動してもそのまま勝ちにはなりません。ですが、代わりにお互いのフォロワー全てに2ダメージを与えるファンファーレを持っています。
ラストワード効果としては、ゲームを確定はさせられませんが、アポカリプスデッキのカードのうち3枚を入手出来ます。これらは非常に強力ではありつつもゲームを決め切れるとは限らないカード群ではありますが、アスタロトの宣告が来ると盤面にフォロワーを残した状態で自ターンを迎えれば勝てる状況を作れるなど、相手への行動強要も強ければ隙を突いたリーサルにも持ち込みやすいなど、流石にパワーは高いです。また、サタンと違って残りデッキ枚数への懸念をしなくて良いというメリットもあります。
封じられし熾天使ほどの問答無用さはないため、隙を作ってでも速攻で破壊を目指すというようなカードではなく、隙消ししながらゆっくりと達成を待つというのが基本的な動きになるでしょう。
ファンファーレはダークジャンヌ同様の全体2点です。これで一掃出来る場面で出すのが勿論理想ですが、9PP以降に返しでリーサルされない程度に盤面を削りながら展開し、翌ターンにバハムートで一掃するなどの動きも考えられそうです。その場でラストワードも起動出来るため、疑似的にサタンバハムート状況を作り出せ、かなりゲームエンドに近いコンボになるでしょう。
8コスト帯で全体への2点ダメージが意味を持つ展開が多く想定されない環境ではあまり有効なカードではありませんが、コントロール系の選択肢にはなるカードだと思われます。ただし、体力の低いフォロワーを横並べして圧力をかけてくるデッキが環境の上位にそこまで多くなりそうな気配を感じないため、評価はB-としています。
相性が良いデッキ
コントロールビショップ
コントロール寄りのビショップとしては、セラフビショップとイージスを絡めたコントロールビショップが力を持つことが予想されます。
これ以外に現行環境で比較的人気のある陽光ビショップやバハムート絡みのビショップがあると思いますが、このあたりのデッキの互換デッキとして聖杯ビショップを検討しても良さそうです。
穢れた聖杯のターンに登場している可能性が最も高い体力2のフォロワーはアルティメットキャロットだと思いますが、現環境でもかなり人気があり、弱くなる理由も無さそうなので、このあたりが流行っているようなら隙消しがしやすいように思います。