OTKエルフvs超越ウィッチのプレイング考察

最終更新: 2017-01-18 13:53:33
シャドウバースのOTKエルフの解説です。プレイング上達のコツとして具体的な例を上げつつ丁寧に説明しています。相手の動きを考えつつ最適な一手を導き出しましょう。
OTKエルフvs超越ウィッチのプレイング考察
OTKエルフvs超越ウィッチの1シーンを切り取り最適な一手を考察しています。
使用デッキ
状況
- 後攻5ターン目。
- 相手のライフは「18」
- こちらのライフは「20」
- 相手のスペルブーストはここまで計6回。
- 進化権は相手1、こちら2。
相手のスペルブースト数は標準的な回数だと言えそうです。
また、マーリン進化後に1PP余らせているため、ルーンの貫きを始めとした1コストスペルは手札に無い可能性が高そうです。
この段階で6回のスペルブーストかつ手札に1コストスペルが無いという状況から7T超越はほぼ無いと言える状況でしょう。
このマーリン、こちらの盤面を残して出しに来ているので、かなり無理をして出しにきたマーリンだと言えます。
手なりではない動きには必ず意図が隠れているので意図を推測するに、
- マーリンしかまともなカードが無かったから渋々出してきた
- 超越がいまだに1枚も無かったので無理して引きに行った
- 超越1枚ではリーサル出来そうにないため、2枚目の超越を引きに行った
あたりが予想されると思います。
1のケースは相手の手札が弱すぎるので適当に展開しているだけで勝てる可能性がありますが、そもそも1の場合はこちらが余程の悪手を撃たない限りは勝てるのでそもそも真面目に対策を練る必要がなさそうです。
2のケース、3のケースでは相手の処理札自体は比較的優秀で、4点を許容して次ターン一掃から逆転の超越を狙っていると考えられます。
プランの検討
今回のケースもティアプランとフィーナプランが考えられそうです。
ティアプラン
出すカードは0コスフェアリー→0コスフェアリー→ティアとなりますが、マーリンを破壊する方法は一考の余地があるでしょう。
エルフプリンセスメイジは流石にフェイスを殴る1択ですので、フェアリー進化で破壊するか、進化を温存してティアで殴るかといった感じになるでしょう。
フェアリー進化で相討ちにする場合、4/3のエルプリ、フェアリー、ティア、イヴが盤面に残った状況で相手にターンが返ります。この場合、高スペルブーストのウィンドブラストや炎の握撃でイヴを破壊され、レヴィを出されると盤面がほぼ壊滅した上で進化を失うのが裏目でしょう。
相手の進化権は尽きる可能性が高く、もう一枚握撃やブラストなどを握られていなければ大型のエンシェントエルフで攻め切るリカバリープランが濃厚でしょうか。
進化イヴでマーリンを取った場合、進化権を1多く残せます。ルーンの貫きは少なくとも今は握っていないですが、ルーンの貫きのトップが裏目に追加されます。また、盤面の体力が8しかありませんので、エンジェルスナイプやマジックミサイルからのファイアチェインでも盤面一掃があり得ます。盤面を一掃された場合、こちらのケースでも大型のエンシェントエルフで攻め切るプランが濃厚になりそうです。
進化権があるのでエンシェントエルフも対処されてしまった場合でもフィーナ進化からリノセウスを確定サーチしてリーサルプランに組み込むことは出来そうですが、8ターン目以降のリーサルとなりそうなため、流石に先に超越を撃たれる確率は高いでしょう。
どちらのケースも一掃を受けると見通しが暗いと言えそうなため、一掃されるリスクが低いフェアリー進化マーリン相討ちの方が勝てる確率が高いと言えそうです。
フィーナプラン
フィーナ進化でマーリンを落とすプランです。手札が9枚のままになってしまうので、次ターンのドローは割れてしまうため、ドロー期待は出来ません。 このプランはレヴィ1枚で盤面を一掃される他、ウィンドブラスト絡みで簡単に一掃を受けやすい盤面だと言えます。
盤面にフォロワーが残るのであればそもそも勝ち確定なのでそれについては考えずに一掃された後について考えてみたいと思います。翌ターンの動きとしては
- フェアリーサークル
- フェアリー
- フェアリー
- ウォーターフェアリー
- リノセウス
で5点与えることが出来、相手の残りライフを9に出来ます。さらに翌ターンは
- 0コスミニゴブリンメイジ
- 0コスフェアリー
- 0コスフェアリー
- リノセウス
- エンシェントエルフ
- リノセウス
で進化なし10点出せます。
盤面にこちらのフォロワーを1枚でも残してくれれば進化ミニゴブリンメイジと合わせて氷像の召喚込みでのリーサルも出来ます。また、相手が盤面処理をしなくても残ったフォロワーで殴ってからエンシェントエルフで回収して0コスミニゴブリンメイジ→0コスフェアリー→0コスフェアリー→リノセウスと動けばリーサル出来ますね。
フィーナプランであればかなり濃厚に7ターンリーサルをかけられることが予想されます。
私の回答とまとめ
このように考えると、今回のケースでもティアを出すよりもフィーナを使った方が強い動きが出来ると言えそうです。
当然ですが、OTKエルフを使うにあたり、いつもフィーナを使った方が強い動きが出来るとは限りません。どれだけ濃厚にリーサルが出来そうかを考え、リーサルまでの見通しが明瞭なら攻め、見通しが暗い場合はティアで時間を稼ぐといった展開が多いように思います。臨機応変に判断していく必要があるでしょう。
執筆者プロフィール
シャドウバース主要記事
デッキ | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() 有名プレイヤー寄稿記事一覧 |
|||||||||||
デッキ | |||||||||||
![]() ランカーデッキ |
![]() ローテTier |
![]() アンリミTier |
|||||||||
Ratings for シャドウバース | |||||||||||
![]() システム解説 |
![]() リーダー使用率 |
![]() レート杯 |
|||||||||
カード評価 | |||||||||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||||||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |