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【9/7更新】JCGから見る環境考察 2017年8月ナーフ前ナーフ後比較(Tier/デッキ/リーダー)

【9/7更新】JCGから見る環境考察 2017年8月ナーフ前ナーフ後比較(Tier/デッキ/リーダー)

最終更新: 2017-09-07 20:31:14

シャドウバースの大会JCGで使用されているリーダーやデッキの傾向から環境やTierを考察しています。2017年8月のナーフ前ナーフ後比較をしています。

JCGから見る環境考察 2017年8月ナーフ前ナーフ後比較

8月末にナーフが行われ、新環境に突入しました。 今回はナーフ前最終環境と新環境を比較して考えてみたいと思います。

ナーフ前最終環境

該当期間のリーダーの分布は以下のようになっていました。(小数点以下四捨五入)

クラス 使用率
ネクロマンサー 35%
ウィッチ 19%
ヴァンパイア 18%
ドラゴン 15%
ビショップ 6%
ロイヤル 4%
エルフ 3%

新環境

クラス 使用率(前回との比較)
ネクロマンサー 22% (-13%)
ドラゴン 21% (+6%)
ウィッチ 16% (-3%)
ビショップ 13% (+7%)
ヴァンパイア 12% (-6%)
ロイヤル 11% (+7%)
エルフ 7% (+3%)

※四捨五入しているので100%にならないことがあります。

ナーフ前環境はミッドレンジネクロを中心に、相方として何を使うかという環境でした。

新環境でも相変わらずネクロは人気ですが、2番手のドラゴンと僅差になっている他、全てのリーダーがかなりの割合になっています。強いて言うならエルフが一弱っぽい雰囲気ですが、環境のバラエティが非常に高まっていると言えそうです。

有利不利の関係が複雑になっていて、解りやすい一強デッキが現状発見されていないため、新弾環境まで安定しない環境が続きそうです。

デッキ分布

使用されていたデッキの種類も細かく見て行きましょう。デッキ判定はざっくり行っていますので大まかな目安だと思って頂ければと。

ネクロマンサー

ナーフ前最終環境

種類 使用率(比較)
ミッドレンジネクロ 88%
ネフティスネクロ 9%

新環境

種類 使用率(比較)
ミッドレンジネクロ 74% (-14%)
ネフティスネクロ 22% (+13%)
アグロネクロ 3% (+3%)

ヘクターというデッキの中核カードをナーフされましたが、ミッドレンジネクロは相変わらず健在です。

ミッドレンジネクロの構築の多くには新環境でもヘクターが投入されているようです。

一方でネフティスも大きく勢力を伸ばしました。ヘクターの弱体化により、ネクロミラーでネフティスがかなり勝ちやすくなっていることも大きいと言えそうです。

アグロネクロの増加もヘクターナーフの影響だと考えることも可能ですが、新環境直後はアグロデッキが増える傾向が強いので、その影響というだけにも見える割合です。

ドラゴン

ナーフ前最終環境

種類 使用率
ランプドラゴン 87%
ディスカードドラゴン 8%
フェイスドラゴン 2%

新環境

種類 使用率(比較)
ランプドラゴン 95% (+8%)
OTKドラゴン 2% (+2%)
ディスカードドラゴン 2% (-6%)

ディスカードドラゴンは魔海の女王と竜巫女の儀式のシナジーを組み込んだランプドラゴンを指しています。

ナーフ前環境ではこの構築がある程度の勢力を持っていましたが、新環境では通常のランプドラゴンに食われていますね。

これは新環境になり、アグロ系のデッキが増えたことで立ち上がりが遅過ぎるデッキは採用しにくくなったことが原因だと考えれます。

あとは新環境になったのでOTKドラゴンを試してみた勢力が若干いるようですね。

ウィッチ

ナーフ前最終環境

種類 使用率
ニュートラルウィッチ 39%
超越ウィッチ 39%
秘術ウィッチ 16%
ドロシーウィッチ 5%

新環境

種類 使用率(比較)
超越ウィッチ 36% (-3%)
ニュートラルウィッチ 35% (-4%)
秘術ウィッチ 22% (+6%)
ドロシーウィッチ 5% (±0)

ナーフ前最終環境ではニュートラルウィッチが勢力を伸ばしつつありましたが、プリスがナーフされ、デッキの核を失ったかに見えました。

この影響でニュートラルウィッチはかなり数を減らすだろうという予想をしていたのですが、思った以上に勢力を維持しているようです。

また、決勝トーナメントでやたら目にしたため、数を伸ばしたイメージがあった超越ウィッチは母数自体はそこまで多くないようです。ミッドレンジネクロも不死者アサシンのような処理色の強い構築が増え、ランプドラゴンが数を伸ばした影響で有利マッチが増え、勝ちやすくなっているということでしょうか。獅子ビショップの台頭は向かい風ですが、ここはさらに数を伸ばしてくる可能性が高そうです。

秘術ウィッチはウィッチ内での勢力を伸ばしましたが、今まで有利だったネクロに対してさらに楽が出来るようになった一方で苦手なドラゴンが数を伸ばしているのが向かい風で、次回以降勢力が増すのか減少するのか想像しにくいです。

ビショップ

ナーフ前最終環境

種類 使用率
イージスビショップ 69%
黄金郷ビショップ 13%
セラフビショップ 10%
疾走ビショップ 8%

新環境

種類 使用率(比較)
黄金郷ビショップ 57% (+44%)
イージスビショップ 39% (-30%)
疾走ビショップ 5% (-3%)
セラフビショップ 3% (-5%)

ビショップはナーフの直接の影響はありませんでしたが、ナーフによる勢力の変化が最も変化の大きかったリーダーとなりました。

今までなんだかんだでずっとビショップ内比率で1位を取り続けてきたイージスビショップが遂に陥落し、獅子ビショップがビショップのトップデッキになりました。

その割合も9/1→9/2→9/3と日を追うに連れ上昇しており、明確に今伸びているデッキだと言えます。

私自身獅子ビショップを使って優勝しており自画自賛気味で恐縮なのですが、他のリーダーでは前環境の名残みたいなデッキ選択が続いている中、獅子ビショップは異様に伸びているということで、獅子ビショップを採用した人は環境への感度がかなり良かったと言えそうです。

獅子ビショップはワンダーランドドリームズ最終環境において中心的な役割を担うデッキの一つとなっていきそうですね。

ヴァンパイア

ナーフ前最終環境

種類 使用率
コントロールヴァンパイア 40%
復讐ヴァンパイア 30%
アグロヴァンパイア 25%
キャットヴァンパイア 6%

新環境

種類 使用率(比較)
アグロヴァンパイア 33% (+8%)
コントロールヴァンパイア 29% (-11%)
復讐ヴァンパイア 27% (-3%)
キャットヴァンパイア 11% (+5%)

ナーフ前最終環境ではコントロールヴァンパイアがヴァンパイアの最多勢力になっていました。

RAGE直後の大会ではそうなって無かったので少し意外ですが、RAGE後環境においてミッドレンジネクロの相方として圧倒的に強かったと思うので妥当だと感じています。

新環境では豪拳の用心棒と緋色の剣士のナーフで勢力をかなり弱めましたが、それらのナーフの影響が比較的小さいアグロヴァンパイアが最も数が多くなっています。ただ、これは環境初期特有のアグロ勢力が強めになる傾向をそのまま表出しているだけの可能性もあり、次週以降どうなっていくか見物だと言えます。(あまり決勝には残っていませんでしたし。)

コントロールヴァンパイアも引き続き人気のあるデッキのようですが、コントロールヴァンパイアを意識したドラゴンが増えている点、超越ウィッチが多い点など致命的な苦手デッキが多い問題もあるため、次週以降勢力を増やすのか減らすのかは少し読みにくいです。

ロイヤル

ナーフ前最終環境

種類 使用率
潜伏ロイヤル 83%
ニュートラルロイヤル 11%
ミッドレンジロイヤル 4%
コントロールロイヤル 2%

新環境

種類 使用率(前回との比較)
潜伏ロイヤル 65% (-18%)
ニュートラルロイヤル 23% (+12%)
ミッドレンジロイヤル 8% (+4%)
アグロロイヤル 2% (+2%)

潜伏ロイヤルが暴れまわっているイメージが強かったので、もっと潜伏ロイヤルの全体に占める割合は多いと思っていたのですが、そうでもありませんでした。ロイヤル内での比率はむしろナーフ後の方が下がっています。

これは、ナーフ前環境ではヘクターが強すぎた&多すぎたため、ミッドレンジ気味のロイヤルに人権が無かったことが原因でしょう。

ヘクターがナーフされたことにより、盤面を取るデッキの人権が回復したおかげでニュートラルロイヤルとミッドレンジロイヤルが数を伸ばしました。

潜伏ロイヤルは得意な相手も苦手な相手も環境上位に多いため、増えるか減るか難しいラインにいそうです。ただ、獅子ビショップが数を伸ばしていることは向かい風だと言えそうです。

エルフ

ナーフ前最終環境

種類 使用率
OTKエルフ 79%
ニュートラルエルフ 11%
冥府エルフエルフ 11%
種類 使用率(比較)
OTKエルフ 79% (±0%)
白狼エルフ 10% (+10%)
冥府エルフ 6% (-5%)
ニュートラルエルフ 4% (-6%)

死の祝福の採用増加、守護を採用したデッキの増加などOTKエルフにとってはネガティブな要素が多い環境変動を起こしていると思いますが、OTKエルフはエルフ内での割合は維持、エルフ全体は採用数増加で全体的に勢力を伸ばしています。

また、白狼エルフが復活しましたね。これはコントロールヴァンパイアやランプドラゴンなどを意識して狩りに行っている採用だと言えそうです。

OTKエルフはここへ来て一時的に勢力増しましたが、決勝トーナメントへの進出割合は絶望的な状態なので、一時的なムーブメントで終わりそうです。

フェアリードラゴンや妖精の使役者などを使った構築も未検討ではなく、実際に一部で使われて微妙と判断されているところがあるので、あまり研究余地の面でも優位とは言えず、今期のエルフは散々だと言えそうです。個人的には最終環境で一弱のリーダーというイメージです。

Tierランキング

これらのJCGの採用率からTierランキングを作ると、このようになります。

ナーフ前最終環境

  • ランプドラゴン
  • ミッドレンジネクロ

  • ニュートラルウィッチ
  • 超越ウィッチ
  • コントロールヴァンパイア
  • 復讐ヴァンパイア

  • アグロヴァンパイア
  • イージスビショップ
  • 潜伏ロイヤル
  • ネフティスネクロ
  • 秘術ウィッチ

  • OTKエルフ
  • ディスカードドラゴン
  • キャットヴァンパイア

新環境

  • ミッドレンジネクロ
  • ランプドラゴン

  • 獅子ビショップ
  • 潜伏ロイヤル
  • OTKエルフ
  • 超越ウィッチ
  • ニュートラルウィッチ

  • ネフティスネクロ
  • イージスビショップ
  • アグロヴァンパイア
  • 秘術ウィッチ
  • コントロールヴァンパイア
  • 復讐ヴァンパイア

  • ニュートラルロイヤル
  • キャットヴァンパイア

この辺りまでがよく見かけるデッキだと言えそうです。

ナーフ前後でTier1は変化ありませんでしたが、ミッドレンジネクロ一強のTierだったところから、ランプドラゴンがミッドレンジネクロを抜いて首位に立ちました。

入れ替わりが激しかったのはTier2で、なかでも獅子ビショップは確実に数を伸ばすでしょう。その影響で獅子ビショップを得意としないデッキは数を減らすかもしれません。

OTKエルフが何故か突伸びしてTier2になっている状況に関しては残念ながら(?)長くは続かないでしょう。潜伏フォロワーを処理出来るカードが多いから潜伏意識で数を伸ばしたんですかね?おそらく、今月いっぱいエルフは厳冬だと思います。

新弾では強そうなカードが既に発表されていますし、アリサの泣き顔を見ることは暫くなくなるかもしれませんので、今は耐えましょう。

ともあれ、ナーフ前環境のような解りやすい一強デッキは今のところ発掘されていないというのが現環境に対する個人的な見解です。まだ前環境で使い慣れたデッキを採用しているだけという人も多いフェーズのように感じますので、ここからどう変化していくのか、見守っていきたいところです。

執筆者プロフィール

テンポエルフの創始者でエボルヴ環境初日にMasterランク1位や数々の大会で結果を残している実力派プレイヤー。JCG Shadowverse Open 3rd Season Vol.15、20で2週連続優勝。

関連情報

JCG考察【8月初週】

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