シャドウバース

【9/27更新】JCGから見る上位プレイヤー達の動向と新弾環境の予想【環境考察】2017年9月4週(Tier/デッキ/リーダー)

【9/27更新】JCGから見る上位プレイヤー達の動向と新弾環境の予想【環境考察】2017年9月4週(Tier/デッキ/リーダー)

最終更新: 2017-10-05 16:47:41

シャドウバースの大会JCGで使用されているリーダーやデッキの傾向から環境やTierを考察しています。2017年9月20日、23日、24日のJCGグループ予選を参照しています。また、新弾環境の予想もしています。

JCGから見る環境考察 2017年9月4週

星神の伝説のリリースまでもうあと僅かですね。

今回はワンダーランド・ドリームズ最終環境の振り返りと、それと多くの人の新弾評価を踏まえた新環境の初動考察を行いたいと思います。

それでは、まずは9月20日、23日、24日のJCGグループ予選のデータを集計し、環境をざっと見てみたいと思います。

リーダー分布

該当期間のリーダーの分布は以下のようになっていました。(小数点以下四捨五入)

クラス 使用率(前回との比較)
ウィッチ 20% (+4%)
ネクロマンサー 20% (+1%)
ドラゴン 16% (-4%)
ロイヤル 16% (+7%)
ヴァンパイア 13% (+1%)
ビショップ 11% (-8%)
エルフ 4% (-1%)

※四捨五入しているので総和が100%にならないことがあります。

新弾考察でやや浦島太郎気味だった状況から蓋を開けてみたら思ったより環境は大きく変化していました。

意外なことにウィッチが環境のトップを取っていた模様です。一方、一貫して強い印象だった獅子ビショップは数を減らしており、11%まで縮退していました。獅子ビショップは一貫して強かったですが、最もメタられたデッキでもあるのでそれを嫌う人が多かったのかもしれません。

個人的にはロイヤルが強い環境だと思っていたのですが、ロイヤルは数を大きく伸ばしましたね。ただ、決勝進出率はあまり芳しくはなかった模様です。

エルフは予言通りの1弱に。まぁ、今週末にはアリサが笑顔を取り戻しているので気にすることは無いでしょう。

デッキ分布

使用されていたデッキの種類も細かく見て行きましょう。デッキ判定はざっくり行っていますので大まかな目安だと思って頂ければと。

ウィッチ

種類 使用率(前回との比較)
超越ウィッチ 49% (-3%)
ニュートラルウィッチ 37% (+10%)
秘術ウィッチ 11% (-4%)
ドロシーウィッチ 2% (-2%)

レーティングス杯あたりから出現し、環境で一貫して勢力を伸ばしていたニュートラルウィッチが最終的にここまで勢力を拡大しました。

コントロールヴァンパイアより序盤の動きで安心感がある分扱いやすい獅子ビショップへの対抗デッキということで人気があったように思います。ただ、その手のデッキに強い超越ウィッチはウィッチの中での割合は減らしながらも全体としては勢力を伸ばしました。

最終的に対獅子ビショップのメタを強く意識したデッキが増えた分、超越ウィッチへのマークが薄くなり、勝ちやすいデッキになっていたのかなという気はしますね。

ネクロマンサー

種類 使用率(前回との比較)
ミッドレンジネクロ 75% (+23%)
ネフティスネクロ 23% (-23%)
アグロネクロ 2% (±0%)

最終的に圧倒的な強さを見せたのがミッドレンジネクロでした。

個人的な感覚ではデッキパワーの不足を物凄く感じるデッキだったのですが、使用率も高ければ予選通過率も高かったのですし、RAGE Finalでも圧倒的な採用率でした。客観的に見て強いデッキだったということなんでしょうね。(プレイング貯金の影響は大きそうですが)

一方ネフティスネクロは数を減らしました。不死の大王3のミッドレンジネクロに対して有利に立ち回りにくいという問題が割と重かったのではないかと個人的には推測しています。

ドラゴン

種類 使用率(前回との比較)
ランプドラゴン 95% (+1%)

ドラゴンはランプドラゴン以外は有象無象という感じになりました。

ランプドラゴンはずっと魔海ジェネシスの構成が増えてきていましたが、最終週だけやや減少したようです。

環境的には魔海ジェネシス構成が強かったように感じるので、ちょっと謎です。

ロイヤル

種類 使用率(前回との比較)
ニュートラルロイヤル 63% (+17%)
潜伏ロイヤル 32% (-9%)
ミッドレンジロイヤル 4% (-7%)

ロイヤルは完全にニュートラルロイヤルが覇権を握ったという様相です。

獅子ビショップへの意識の高まりを反映した形になるでしょう。

潜伏ロイヤルは獅子ビショップとニュートラルロイヤルが厳しめなので一貫して割合を減らしています。

ただし、全体で見ると潜伏ロイヤルの数も微増だったようです。

ヴァンパイア

種類 使用率(前回との比較)
コントロールヴァンパイア 50% (-11%)
復讐ヴァンパイア 26% (+2%)
アグロヴァンパイア 17% (+7%)
キャットヴァンパイア 7% (+2%)

ニュートラルウィッチの上り具合から見てさぞコントロールヴァンパイアは数を増やしたのだろうと思って見てみると意外なことにここで減少していました。コントロールヴァンパイアユーザの一部はニュートラルウィッチに流れた、とか?

全体的にヴァンパイアクラスのデッキはどのデッキもそこそこ以上に戦えるパワーがあったので、それぞれのデッキを使う層が増してきたのかもしれません。キャットヴァンパイアは獅子ビショップ以外のデッキには大体結構強かったので、獅子ビショップが減少した最終環境では割とありな選択肢だったかも?

ビショップ

種類 使用率(前回との比較)
獅子ビショップ 71% (±0%)
イージスビショップ 26% (+1%)
疾走ビショップ 2% (±0%)

ビショップ内での勢力は一定で、ビショップそのものが減少する形になりました。

獅子ビショップは目立ち過ぎて叩かれ過ぎたところがありそうです。登場当初はコントロールヴァンパイアぐらいしか苦手デッキがいなかったので無双できましたが、超越ウィッチのキマイラ増量、ニュートラルウィッチの増加、ニュートラルロイヤルの増加、コントロールヴァンパイアの増加など環境の中心としてメタられ過ぎてやや勝ち切れないことが増えた気がします。

エルフ

種類 使用率(前回との比較)
OTKエルフ 85% (+12%)
白狼エルフエルフ 10% (-1%)
ニュートラルエルフ 5% (-5%)

最後はOTKエルフへの偏りを見せました。

ワンダーランド・ドリームズ環境では一貫して弱いリーダーでしたが、最後まで良いとこなしという感じでした。

今は我慢の時間ですw

Tierランキング

これらのJCGの採用率からTierランキングを作ると、このようになります。

  • ランプドラゴン
  • ミッドレンジネクロ

  • ニュートラルロイヤル
  • 超越ウィッチ
  • 獅子ビショップ
  • ニュートラルウィッチ
  • コントロールヴァンパイア
  • 潜伏ロイヤル

  • ネフティスネクロ
  • OTKエルフ
  • 復讐ヴァンパイア

  • イージスビショップ
  • アグロヴァンパイア
  • 秘術ウィッチ

この辺りまでがよく見かけるデッキだと言えそうです。

獅子ビショップのTier2下落が印象的だったと思います。

また、ニュートラルロイヤルと超越ウィッチはTier2となってはいますが、Tier1水準との差は紙一重でした。

獅子ビショップをメタった構築が上に来ている割に当の獅子ビショップは既に数を減らしてきているというなんとも皮肉な環境だったと言えそうです。

新環境の予想

ナーフ情報として、

  • 黄金郷の獅子の9コスト化
  • 不思議の探求者・アリスの体力バフ削除
  • 旅ガエルの4コスト化
  • 火遁の術の潜伏シナジー削除と6コストエンハンス6点化

が公開されました。

獅子ビショップやアリスを絡めた高体力のムーブはエルフの森の意志/カシオペアに強い動きだったため、星神の伝説環境でも一定以上の勢力となることを予想していましたが、大きくナーフされて前提が崩れました。

アリスナーフは体力が上がらなくなったことで後続の軽量ムーブの耐久力が下がったことが致命的で、ゲームを決めるムーブにはなりにくくなりましたし、黄金郷の獅子は9コストでは4ターン目はおろか5ターン目の登場も安定しなくなり、かなり遅いカードになりました。

旅ガエルの4コスト化や火遁の術に関しては現環境のパワーバランスから考えれば妥当ですが、次期環境においてこれらのカードが強力だったかは怪しいところではあります。とはいえ、非常に強力なカードかつ理不尽なゲーム展開を生みやすいカード群でもあったので予め潰しておいて良かったのかもしれませんね。

新環境の強デッキとは?

さて、これらのナーフがありましたが、Tier1のランプドラゴンとミッドレンジネクロはお咎めなしでした。

ミッドレンジネクロはトワイライトクイーンの追加やラストワードによる森の意志耐性などもあり、勢力を弱める理由が見当たりません。初動環境で変わらず猛威を奮うことが予想されます。

ランプドラゴンも特別強力な追加カードもありませんでしたが、どのようなデッキタイプにも一定の強さがあることもあり、環境上位に残留しそうです。

次点としてはナーフの影響がないところでは超越ウィッチが挙げられ、超越ウィッチに関してはTL上でも「最強」とする声が多いです。

潜伏ロイヤルのナーフ、ニュートラルデッキのナーフは確かに超越ウィッチにとって追い風で、既存構築に対する勝率は高そうです。

ただし、新環境特有のアグロ選好が今回も発生するであろう点、新環境のTier1にまず確実に君臨するであろうエルフの超越耐性が高い点などを考慮すると初動環境で勝つのはかなり難しい気がします。

キーカードのナーフでもない限り、環境を通じて確実にTier上位の一角には居座りそうですが、真価を発揮するのは環境中期以降でないかと考えられます。

これらのデッキ以外では新弾の影響を色濃く受けるデッキが環境の上位として考えられそうです。

ざっと様々な人の評価を見渡した限り、

  • エルフ
    対空射撃強すぎ、OTKエルフ強すぎという評価が多い。一部アグロエルフの推しも強い。
  • ロイヤル
    アグロロイヤルに注目してる人が多い。
  • ネクロ
    既存デッキに入れて強いカードを評価している人が多い。
  • ウィッチ
    超越ウィッチに使えるカードを探している人が多い。気持ち悪いデッキ作りたい勢力も多い。
  • ヴァンパイア
    気持ち悪いコンボに注目している人はいるが、全体的にアグロを少し強化するカードにしか着目されていない。
  • ビショップ
    アイテールや星導の天球儀を評価している人が多いが、デッキそのものは「イージス?」という人が多く、目立ったプランはあまり発見されてない。
  • ドラゴン
    新しいカードへの興味が薄い人が多い。

という傾向があるように思います。

これらの傾向から、エルフはOTKエルフを中心に盛んに研究される他、ネクロは既存タイプのさらなる研究、ロイヤルとヴァンパイアはまずはアグロから研究が進むことが想定されます。

全体的に、早期に研究が進みそうなのはエルフとアグロロイヤル、アグロヴァンパイア、復讐ヴァンパイア、既存の延長上のネクロ、超越ウィッチ、イージスビショップあたりになりそうでしょうか。

このあたりから考え、既存と代わり映えはしないが特段減少する理由のないランプドラゴンを含めて、

OTKエルフ、アグロロイヤル、アグロヴァンパイア、復讐ヴァンパイア、ミッドレンジネクロ、ネフティスネクロ、超越ウィッチ、ランプドラゴン、イージスビショップ

あたりが環境初期に多いデッキとなりそうです。

超越ウィッチはラインナップから激しく相性負けしているような気がしますしこの中でも濃淡は色濃く出そうですが、このあたりに対してどの程度意識して勝てるデッキを考えていくかというのが環境初期に考えることになるでしょうか。

執筆者プロフィール

テンポエルフの創始者でエボルヴ環境初日にMasterランク1位や数々の大会で結果を残している実力派プレイヤー。JCG Shadowverse Open 3rd Season Vol.15、20で2週連続優勝。

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