シャドウバース

【8/2更新】JCGから見る上位プレイヤー達の動向【環境考察】2017年7月最終週(Tier/デッキ/リーダー)

【8/2更新】JCGから見る上位プレイヤー達の動向【環境考察】2017年7月最終週(Tier/デッキ/リーダー)

最終更新: 2017-08-02 19:37:44

シャドウバースの大会JCGで使用されているリーダーやデッキの傾向から環境やTierを考察しています。2017年7月28日、7月29日のJCGFinalグループ予選を参照しています。

JCGから見る環境考察 2017年7月最終週

2017年7月28日、29日のJCGFinalグループ予選のデータを集計し、環境をざっと見てみたいと思います。

リーダー分布

該当期間のリーダーの分布は以下のようになっていました。(小数点以下四捨五入)

クラス 使用率(前回との比較)
ヴァンパイア 33% (-2%)
ネクロマンサー 24% (+5%)
ビショップ 16% (-3%)
ウィッチ 14% (±0%)
ドラゴン 8% (±0%)
エルフ 2% (±0%)
ロイヤル 2% (±0%)

※四捨五入しているので100%にならないことがあります。

JCGFinalはナーフ前最終環境となりましたが、ネクロマンサーがグングン力を付けている途上という感じでした。

最後までヴァンパイアは圧倒的でしたが、ネクロマンサーはヴァンプと合わせて2強と言っても差し支えないところまで勢力を拡大したと言えるでしょう。

上位3リーダー以外は比率にほぼ変動が無かったというのも面白いところかもしれませんね。

デッキ分布

使用されていたデッキの種類も細かく見て行きましょう。デッキ判定はざっくり行っていますので大まかな目安だと思って頂ければと。

ヴァンパイア

種類 使用率(前回との比較)
昏きヴァンパイア 87% (-4%)
コントロールヴァンパイア 11% (+5%)

最終週は昏き入りではない構築が意外にも勢力を増していたようです。

昏き勢力の一部がネクロに流れた影響ということでしょうか。それともナーフ後環境のことも踏まえた練習として使ったプレイヤーがいたということなんでしょうか。

ナーフで昏きヴァンパイアは見る影もなくなりますが、ヴァンパイア自体のパワーはまだまだ弱リーダーとは言えないものがあるでしょう。どのようなデッキが台頭してくるのか、どのぐらいの位置に収まるのか楽しみです。

ネクロ

種類 使用率(前回との比較)
ミッドレンジネクロ 63% (-6%)
アグロネクロ 23% (+14%)
タイラントネクロ 7% (-1%)
ネフティスネクロ 4% (-3%)

ひたすらミッドレンジネクロの数が増大しているという印象でしたが、アグロ寄りの構成がかなり数を伸ばしていたようです。

月の後半に頭角を現したおかげか、はたまた実力差を出しやすいデッキであるおかげか、ともあれ上位リーダーで唯一ナーフを逃れることに成功し、ナーフ後環境では環境トップ筆頭となっています。

ネクロの構築は幅広く、簡単にメタるのが難しいため、一定のメタが張られたとしても簡単には陥落しない状態になるのではないでしょうか。

今週のJCGのトップリーダーは流石にネクロで決まりだと思っていますが、それ以外のリーダーがもしトップになるようなことがあれば環境はかなり混沌としてきそうです。

ビショップ

種類 使用率(前回との比較)
イージスビショップ 51% (-11%)
黄金郷ビショップ 24% (+5%)
セラフビショップ 20% (+6%)
疾走ビショップ 4% (+1%)
エイラビショップ 2% (±0%)

結局JCGでは最大多数はイージスビショップで終わったようです。

レート環境では絶滅危惧種だったと思いますので、もっと環境が長引けば減少していたかもしれませんし、もしかすると逆に一周回ってありなデッキになっていたかもしれません。

レート環境で一時期評価されていたセラフビショップが数を伸ばした他、一部のレート上位ユーザーのリスト公開で再評価されていた黄金郷ビショップ(獅子ビショップ)も勢力を拡大しています。

全体としてビショップは最もデッキの評価が変遷したリーダーだったように思います。

ナーフ後も一定の勢力になることが想像されますが、イージスビショップとセラフビショップは防御の要であるスノーホワイトプリンセスのナーフの傷が深く、お手軽に序盤を凌いで後半に寄せるような構築はし辛くなるでしょう。

また、黄金郷ビショップ(獅子ビショップ)はゴブリンリーダーを失ったことで黄金郷の獅子の4ターン発動の難易度が跳ね上がり、ほぼ返せない上振れムーブは減少することになるでしょう。

もしかしたら一番ナーフのダメージが重いリーダーはビショップかもしれませんね。

ウィッチ

種類 使用率(前回との比較)
秘術ウィッチ 49% (-16%)
超越ウィッチ 41% (+17%)
ニュートラルウィッチ 6% (-2%)
ドロシーウィッチ 3% (±0%)

超越ウィッチの数が結構増えているとは思いましたが、まさかここまで増えているとは、というレベルで持ち直していますね。

不死の大王からのヘクターにかなりデッキを寄せた構築が目立ったため、その速度なら超越が間に合うと踏んでの率上昇でしょう。一方でこのような環境の遷移を読んでネクロ使いがアグロにデッキを寄せているというのも対応の早さが伺われますね。

秘術ウィッチと超越ウィッチとで戦い方がかなり違うため、同程度の割合で存在するということはデッキ非公開の大会などでは非常に凶悪ですが、JCGはデッキ公開制なため、その凶悪さは息を潜めます。

ウィッチクラスもナーフの影響を受けない強リーダーであるため、ナーフ後環境でもかなりの活躍が見込まれます。

ドラゴン

種類 使用率(前回との比較)
ランプドラゴン 92% (+2%)
フェイスドラゴン 4% (-2%)
OTKドラゴン 2% (+1%)

ランプドラゴンは結局一定の勢力を持つことになりましたね。

ただし、ウロボロスがナーフされたことでPP加速から早期に理不尽を叩き付ける手段を一つ失いました。

ウロボロスの処理で回復されるのが無理で敗北する試合というのは今まであったと思いますが、ヘクターなどで容易に除去する限りにおいては回復がないため除去することへの躊躇いはほぼなくなるでしょう。

ナーフされても弱いカードではないですが、ドラゴンの優位性の根拠が一つ消えたと言えるでしょう。

ドラゴンは昏きヴァンパイアによって抑制されていた面が強く、ナーフで昏きヴァンパイアが機能しなくなると一気に勢力を増すことが想定されていたため、そこの部分に歯止めを利かせた運営判断には個人的に拍手を送りたいです。

エルフ

種類 使用率(前回との比較)
ニュートラルエルフ 77% (-6%)
OTKエルフ 13% (+4%)
コントロールエルフ 5% (+5%)
冥府エルフ 5% (+5%)

最後にエルフは僅差でロイヤルを抜き、ナーフ前環境最弱で記録に残ることを回避しました。

ただし、ナーフ後環境で猛威を奮うと思われるヘクターはビューティ&ビーストを容易に処理出来る天敵のようなカードですし、ナーフされたとはいえそこそこの勢力を誇りそうなドラゴンにはスタッツで取られます。

ニュートラルエルフは昏きヴァンパイアのおかげでむしろ人権を得ていたようなところがありますので、一掃苦しい立場になりそうです。

一方であまり試されていないアーキタイプの多いリーダーでもありますので、何かの発見から一挙上位に上がる可能性も0ではないかもしれません。

ロイヤル

種類 使用率(前回との比較)
ニュートラルロイヤル 51% (+1%)
潜伏ロイヤル 16% (+6%)
ミッドレンジロイヤル 13% (-20%)
コントロールロイヤル 11% (+5%)
アグロロイヤル 5% (+5%)

ロイヤルはミッドレンジロイヤルが数を減らしました。

これはネクロの台頭を受け、ヘクター1枚で戦線が崩壊する構築というデメリットが増大したからという側面が大きいでしょう。

結果的に環境の煽りを受けてエルフに抜き去られてしまった感がありますね。

Tierランキング

これらのJCGの採用率からTierランキングを作ると、このようになります。

  • 昏きヴァンパイア
  • ミッドレンジネクロ

  • イージスビショップ
  • ランプドラゴン
  • 秘術ウィッチ
  • 超越ウィッチ
  • アグロネクロ

  • 黄金郷ビショップ
  • ニュートラルヴァンパイア
  • セラフビショップ

  • タイラントネクロ
  • ニュートラルエルフ
  • ニュートラルロイヤル

この辺りまでがよく見かけるデッキだと言えそうです。

昏きヴァンパイアはナーフされるその瞬間まで一強デッキでしたが、ミッドレンジネクロがそれに次ぐ唯一無二のデッキになるというのは環境初期からは想像に難い結果になりました。

そんなミッドレンジネクロはナーフの影響を受けません。

Tier2以上でナーフの影響を受けないリーダーはネクロとウィッチだけであり、単純に考えれば採用リーダーはネクロウィッチの二強環境になりそうな気配です。

ただし、今回ナーフされたカードのうち、トーヴ、ゴブリンリーダー、ウロボロス、スノーホワイトプリンセスは概ねアグロ系のデッキのほとんどから人権を奪い取っていた主犯格のカード群です。

これらのカード自体がニュートラルムーブを除くアグロムーブをかなり否定していた他、ニュートラルアグロデッキが環境に支配的だったためにアグロ系の他のデッキがオーバーメタを喰らっていたという状況もあります。

これらの内容と、超越ウィッチが幅を利かせそうな気配などを考慮するとアグロ寄りの構築が一定程度勢力を取り戻すことが想定されます。

また、昏き底より出でる者は同じヴァンパイアの復讐状態をほぼ否定するような能力でした。

さらに圧倒的過ぎるフィニッシャーであったが故にデッキ選択がほぼ出来ない状態でもありました。

汎用手札補充効果となったバフォメットと合わせて、復讐ヴァンパイアやキャットヴァンパイア、アグロヴァンパイアなどなどヴァンパイアクラスのデッキタイプも爆発が起こることが想定されます。

それらの中からトーナメントレベルのデッキがどれだけ生まれるかは未知数ですが、ヴァンパイアは特大ナーフ祭りを受けてもまだ上位のリーダーとして君臨する可能性は低くないでしょう。

執筆者プロフィール

テンポエルフの創始者でエボルヴ環境初日にMasterランク1位や数々の大会で結果を残している実力派プレイヤー。

関連情報

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